不安や恐怖が襲ってきたときのおまじない（前編）

こんにちは。

今日は私が不安や恐怖が襲ってきた時にするおまじないについてご紹介したいと思います。

はい。大好きです☆

でも私の場合は占いやスピリチュアルでは人生が劇的に変化しなかったのです。根拠があって納得できることでないと信じられないたちだからだと思います。

そうなんです！といっても私が発見したおまじないではありません。

yumiさんは小さいころに、「いたいのいたいのとんでいけ～」と、怪我したところやゴロゴロのおなかをさすってもらった経験はないですか？

そう思いますよね。私もずっとそう思ってました。でも最近、この言葉が強力に効果のあるおまじないだと気づいたんです。

ほんとうです！そのきっかけになった本がこちらです。

→『奇跡の脳－脳科学者の脳が壊れた時』ジル・ボルト・テイラー

私は離婚の泥沼の時、ものすごく気分が落ち込んでいました。病院にはかからなかったですが、鬱になりかけていたと思います。幸い、生活の為と思って始めた高校講師が楽しく、気持ちを切り替えて嫌なことを忘れる時間が持てました。

その学校の図書室でふと手にしたのがこの本です。テイラー博士のTEDも秀逸なのでおすすめです。

そうですね。この本は私にとても大きなインパクトを与えてくれた一冊です。機会をみていろいろとお話したいと思いますが、この本のおかげで離婚の不安や恐怖のループから抜け出ることが出来たと思っています。

今日のテーマは、テイラー博士の「私たちの反応は化学物質である」という言葉です。

ですよね。私も何度か読んでやっと腑に落ちたって感じです。本の中のテイラー博士の説明は次のブログで紹介するとして、ここから私の具体的な体験をお話したいと思います。

yumiさんは、誰かにたいしてカァっとなって頭に血がのぼったり、怖い体験をして心臓がドキドキしたことはないですか？

私もふとした瞬間に心が押しつぶされるほどの不安や大きな恐怖を味わうことがあります。私の場合は、不安や恐怖が容赦ない向かい風のように前面からブワァ～とやってくる感覚です。

以前、秋田県の栗駒山に登ったことがあるのですが、その時の天気が最悪で…靄（もや）で真っ白なうえ立っていられない程の強風！靄でホワイトアウトを経験しました。遭難するかとマジで怖かったです。

不安や恐怖が襲ってくる瞬間はこの時の体験に似ています。白い靄がすごい勢いでブワッ～が襲っている感覚。

テイラー博士はこの感覚が化学物質が体内に放出されている状態だと言います。カッとなったり、心臓がドキドキしたり、顔が紅潮したりというのはイライラ物質、不安物質、恐怖物質によって体が反応しているせいなんです。

そうなんです。

ここで私が驚いたのは、テイラー博士の研究によると、この化学物質は脳から放出されて全身を廻ったのち90秒で消散するということです！

そうなんですって！

つまり科学的にはイライラも不安も恐怖もは90秒しか続かないということです。

わたしも子育て経験があるので、そのアドバイスは聞いたことがあります。でもなぜそうなのかが腑に落ちなかったので、実践出来ませんでした。ブワッ～をスッキリさせるためにイライラした瞬間に子どもにあたっていました（反省…）。

今なら、「ああ今、イライラ物質が全身をめぐっているんだなぁ。90秒待とう」と納得したうえで子どもに接することができます。

同じように不安や恐怖が襲って来た時も、90秒間ブワァ～を感じ、そしておまじないを唱えることで気持ちを切り替え感情をリセットしています。気持ちを切り替えるのにおまじないはとても効果のある方法です。

90秒以降の反応は自分で決められます。おまじないを唱えながら次の反応はどうありたいかを見つめます。出来れば冷静にそして寛容でありたいですね。なかなか難しいですけど。私もリハビリ中です。

私も根に持つ人間だったし、嫌な気分を引きずるタイプだったのでyumiさんの気持ちも分かります。感情が長引く仕組みは次回以降のブログでお話します。

そうですよね。90秒でスッキリさせて残りの時間はしあわせを味わいましょう！